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仏教・哲学と思索

原始仏教や東洋哲学・西洋哲学と私的思索

諸行無常の概念
諸行無常(しょぎょうむじょう)についての仏教的な解説。「諸行」は、因と縁によって生ずる全ての現象、「無常」は、固定的ではないという意味を持つ。

諸行無常
諸行無常の「行」は、「形成作用」や「形成されたもの」という意味を持ち、「諸行」を客観的な現象として捉え、必ず変化があるというような無常を示すだけでなく、諸行を現象を捉える場合の「形成作用」を含んだものとして捉えるというのが諸行無常。諸行無常の解説の多くは、諸行無常の諸行に対し、諸々の物や出来事、現象という形で捉えられているが、「客観的物理的な現象というものを認識する働き」を踏まえた「形成されたもの」は固定的ではなく変化すると捉えることが本質的な諸行無常。
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