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仏教・哲学と思索

原始仏教や東洋哲学・西洋哲学と私的思索

嫌な対象に会い、触れる苦しみである怨憎会苦
怨憎会苦(おんぞうえく)とは、五感や意識の五蘊により、嫌なものと会う時に起こる苦しみ、嫌なものと会うということを想像する苦しみ、そして嫌なものを思い出す時に起こる苦しみ。
嫌な対象に会い、触れる苦しみである怨憎会苦である。


執著から起こる精神的な苦しみである怨憎会苦

怨憎会苦は精神的な苦しみであり、接触と接触の記憶から生ずる何かしらの執著が軸となって起こる苦しみである。五感も意識も基本的には常に働いているため、望まなくとも何かしらを感じてしまうという構造から起こる苦しみであり、記憶による執著が原因となり起こる苦しみである。

「怨憎会苦」嫌いなものと会わねばならぬ苦しみ
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